京都「六角堂」

聖徳太子と親鸞の夢

京都烏丸通から六角通を東に入ると「六角堂」が左手にある。正式名は紫雲山頂法寺という。本堂が六角形をしているところから六角堂と呼ばれる。1500年前、聖徳太子が四天王寺を建てるための材木を探しにこの地まで来たのだが、夢枕に観音が立ち「ここにお堂を建て仏を祀りなさい」と告げた。それが六角堂の起こりである。境内には京都の街の中心を表すへそ石が置かれている。また800年前、比叡山延暦寺で行き詰まった親鸞が六角堂本堂で百日瞑想に隠ると夢のお告げがあり、それが元となって彼は浄土真宗を立ち上げたのであった。まさに夢の寺である。

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